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2009年 12月 24日
予定していた準備ができずに迎えた試験当日。あっという間に昼。試験は昼過ぎから。もう何と言うか、これから死ににいくような気持ち。できることなら逃げ出したかった。本当に。妻に大学まで送ってもらう車中で散々泣き言を言いました。まさに人生最大のピンチ。とにかく、とにかく試験が苦手の僕。変な汗を大量にかきました。しかもこんなのが4日間続くわけです。精神的にもちません。ゆうべのラップトップ・ショックでほとんど眠れずゲッソリの僕を見て妻が一言。
「あなたって、どこまでいってもドラマチックな男ね」 と少々呆れ気味に笑われました。 試験のことはもう思い出したくもないので詳しく書きません。最後は開き直りました。まったく自信はありませんでしたが、なんとかなりました。結果から言えば、合格です。評価はぜんぜん高くありませんでしたが、合格は合格。「これで大一番を乗り越えたね。おめでとう」と、委員会の先生方から握手を求められたときは本当にうれしくてほっとしたなあ。これで晴れて博士候補生です。博士論文のみを残してすべての課題を終えているので、ABD (All But Dissertation) とも言われることもあります。 一番最初の報告は仕事場のボスに。彼女のサポートが無かったら僕の学業そのものが成り立たなかったはずだから。試験以前に僕ら家族の命の恩人なのです。もちろん彼女以外にも本当にいろいろな人に支えられてここまできました。みんなありがとう。そんなみなさんに感謝しつつ、次の大仕事(論文執筆)に挑みます。 その晩はあまりにも疲れ果て、酒を呑む気持ちにもなれませんでした。ところが妙にハイテンションになり、眠気が吹っ飛んだまま。結局明け方までぼーっとしながら過ごしました。しばらく休んで、また来学期以降の準備を始めます。
by gocito
| 2009-12-24 16:32
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