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2009年 04月 20日
エラーが出たのは、Visual Studio 2005の設定の問題でした。くそソフト!とか言ってソフトのせいにしながら、結局はいつも自分のミスだと分かる、この敗北感。ソフトは言われたことを忠実にこなすだけ。プログラミングとは、自分の愚かさとの戦いですね。
さて、いろいろと格闘した結果、 1) Street Nameによる検索機能 2) 解像度にあわせたレイヤー表示/非表示の切り替え(e.g., 郡マップの表示/非表示) 3) 属性値を使ったヴェクターの表示切り替え(e.g., 人口数の大小を色で表現) などができるようになりました。プチArcMapです。 次は、2) の機能をさらに充実させて、近くまでズームインしたときだけStreet Nameがそれぞれの道に沿って表示されるようにしたい。ArcMapでヴェクターレイヤーの「Label Features」をオンにしたときのような感じで。rendererの機能でなんとかなるかもしれないが、どうしたらいいのか今のところはさっぱりわからない。 ところで、今回僕がやろうとしているのは、transportation hazard analysisと呼ばれるものをお手製GISで実現しようというものです。GISTs (Geographic Information Systems for Transportation) というGIS応用の一分野で、たとえばハイウェイや一般道で事故が起きた場合に、関係各施設からの最短距離を割り出したり、事故現場を回避する迂回路の検索をしたり、その結果に基づいてトラフィックの誘導をしたりするための意思決定システムです。 必要最小機能としては: 1) 事故発生地点を示す任意の点を道路ヴェクター上にランダム表示 2) 道路ヴェクターのトポロジーを使って、各施設(e.g., 消防署や消火栓) から事故ポイントへの最短距離検索 3) 事故ポイントから任意範囲のバッファリング 4) バッファ・エリアを迂回する迂回路の検索 こんなことができれば、簡易GISとしてはとりあえずは完璧かと。
by gocito
| 2009-04-20 19:55
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